釣り部活動日誌 タコ編
2021-02-22
黄色い眼球には黒く縦長に伸びる瞳。
無脊椎動物の中で、最も高い知能を持つと言われている8本足の悪魔。
大きな頭と思っていたけど、 本当は腹でした、てへ。
そう、たこです。
キャスティングを苦手とするカンパイ釣友会ですが、船から真下に糸を垂らすだけ。
これなら楽勝、行ってきます。
八景島シーパラダイスを横目に、二代目カンパイソウルブラザーズ丸に乗ってたどり着いたたこ釣りポイントには他に船もなく、10mぐらいの水深だったが濁っていて全く底が見えない。
悪魔との闘いの前に嫌な予感との戦いだ。
信じる心と諦めない気持ちこそが勝利への近道である。
カワハギのポイントいこっか・・・
リールを巻いて船を出そうとしたら、付いてますよ、タコ!
船上に上がった小柄な悪魔は船のデッキを離しません。
頭、いや腹を掴んで引き離そうとしても全く剝がれません。
吸盤の数、まさに248個!!(予想)
おじさん達は大騒ぎ!
やっとの思いでタコを網にしまい、マリーナへ凱旋帰国。
夕日がなぜかいつもよりきれいでした。
ちなみに『凱旋』には勝って帰るという意味があり、『凱旋帰国』は重複表現に当たります。
(記:黛)