コブシとハクモクレン
2021-03-16
昨年の6月に神奈川区の三枚町へ本社ビルを移転してから、初めての春を迎えました。
引っ越してきた頃にはすでに、初夏の気配が感じられるような季節であったこともあり、本社ビルの目の前にある街路樹も青々と葉を茂らせていました。
冬には葉をすべて落とし(カラスに食べられていたという説もありますが)、すっかり枝のみになっていた街路樹が、このごろの温かさで一気につぼみを膨らませ、真っ白な花々が満開となりました。
社員も「こんなに真っ白なきれいな花が咲く木だったんだね!」と驚きつつ、引っ越してきた時を思い返したりしている今日この頃です。
ところでこちらの木、初めは“木蓮(白木蓮)”かなと思いきや、よく似た花で“辛夷”にも見えます。
調べてみると、その違いは…
木蓮(モクレン)
・萼(ガク)が大きく花びらの様なものが9枚
・花びらがすぼまったように上向きに咲く
・花の時期には葉をつけない
辛夷(コブシ)
・花びらは6枚
・開ききって咲く
・花と葉が両方同時期に見られる
ということは、葉っぱも見えているこちらは辛夷なのかもしれません。
今年も残念ながらお花見などは難しそうですが、身近な春を感じながら、新年度へ向け気持ちも新たに引き締まる想いです。