“カンパイ地引網&BBQ 2024夏” 今年もやりました!
2024-08-21
梅雨も明け夏本番ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
実は我々の本番は夏が始まる少し前、今年ももちろんやりました。
カンパイ人気イベント上位に君臨し、登山、恵方巻き、花見にスポーツ観戦…とは大きく差をつける(参加人数では)あれです!
真夏少し前風物詩、しらす祭りです!
いや、みんな大好き地引網でございます。
もちろんシラスも神奈川県では貴重な観光資源でございます。
横須賀カレーに並ぶ人気者、それがシラスです。
シラスの話をしばらく続けます。
シラスってなんの稚魚?
だいたいイワシです。
イワシには真イワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシなどがいます。
神奈川県で取れるシラスのほとんどがカタクチイワシの稚魚と言われています。
新鮮なシラスは生で食べられます。
不思議な食感と罪悪感が口内に広がります。
さて、シラスですが漢字では白子、もしくは魚へんに氷と書きます。
コンピュータでは変換されないようです。
すぐに鮮度が落ちる事を溶ける氷の様としたのか、透き通る姿を氷の様としたのかは知りません。
話が逸れましたので修正いたしましょう。
そんな新鮮な魚介とバーベキューを求め、今年も集まりました。
その数140名オーバー。
生ビールの試飲も終わり、1回目の網です!
少し白波が立つ中、命懸けで網を仕掛ける毎年お世話になっている勇敢なおじさま方の背中を見つめ、左右に並んで大漁を願います。
合図とともに回れ右。
誰も海を見ている者はいません。
陸に向かいただロープを引く。
引いては戻り、戻ったらまた陸に向かって進む。
そーゆー遊びです。
子供は真剣です!
真剣な大人は何があったのか気になります!
ロープの色が変われば獲物の確認です。
少し少ないがシラス、シラス、シラス。
小さなイカもいます。
ヤガラの子供もかわいいです。
あとはイカの吐いた墨で見えません。
シラスは砂を洗い生で食します。
釜揚げも用意してもらいました。
大自然をいただく、これほどの贅沢はありません。
日陰に戻ってバーベキュー、参加者全員が笑顔です。
子供達はスーパーボールすくいとスイカ割り、おかわり自由のかき氷に夢中。
舌を青くしながら笑顔です。
たくさんの笑顔のために準備をした結果が、成果が全て我々の明日への活力になります。
はい、2回目の網です。
もう笑顔の大人はいません。
全身に太陽光を浴び、少し酔った大人達に笑顔はありません。
それでも繰り返し陸に向かってロープを引く、誰かがやらないと終わらないのです。
1度目より長いと感じつつも今回は手ごたえあり。
『さっきより重い!』
本当に〜?ってなりますが、確かに網の先端で何かが暴れています。
その正体は、真っ黒なのに白鯛!
誰が名づけたか、黒鯛との違いは何なのか。
知る者はいません。
たくさんのシラスと白鯛。
美味しくいただきました。
カンパイは、真剣に一生懸命に遊ぶ。
同時に日頃お世話になっている皆様や、家族に感謝の気持ちが伝われば幸いです。
また皆様のたくさんの笑顔のために一生懸命働き、のちに、一生懸命遊べる日をメザシ頑張っていきます。
メザシはシラスよりもうちょっと大人〜
ありがとうございました。
おわり
(記:黛)